礼文のウニは感動もの!雨の中でも絶景堪能!まるごと北海道旅(2)

朝、目が覚めると外はどんより曇り空。はっきり言って寒いです。北海道を舐めてはいけません、真夏でも最高気温15℃~17℃くらいになる日があります。

特に道東や道北を旅の予定にいれている場合は、長袖の上着を持って行きましょう。道北は風が強い(特に礼文島や利尻島は要注意)のでウィンドウブレーカーがあると良いですね。

温さに注意! 真夏でも最高気温が20℃いかないなんてザラです。

稚内サフィールホテルは最高の居心地!バイキングは秀逸

朝食バイキングは絶品。居心地最高のサフィールホテル稚内

さて、朝食を食べようとホテルのレストランへ。ここ稚内サフィールホテルは、設備も新しく部屋も清潔で広いので居心地も最高でした。

前日のアクシデントのおかげでここに二泊連泊することになりましたが結果的には大正解です。

レストランも広くてバイキング形式。なぜか旅先の朝はお腹が空くんですよ。バイキングで温野菜サラダに肉団子や玉子焼きをトレーにのせていきます。

それぞれが美味しい味付けでクォリティが高い。特に焼きナスが最高でした。ピリ辛のカレースープも絶品。

お世話になったレンタカーともさよなら

大満足の朝食を平らげて9時半過ぎにホテルを出発。お世話になったレンタカーを返却して徒歩でフェリー乗り場へ向かいます。

今日は礼文島。初めての離島にワクワクです。もう少し天気が良かったらなあ。

フェリーで礼文島へ!2時間揺れっぱなし

ドライブマップはよく確認しておきましょう。

フェリー乗り場の待合室でドライブマップを発見。

まる一日楽しもうとドライブコースをあれこれ検討していると乗船の時間になりました。稚内港から礼文島香深港までは2時間。

ハートランドフェリーは船室も広くてゆっくりくつろげます。だけど……海は風が強くて大しけ。

清潔な船内。でも揺れます。

かなり揺れましたが具合が悪くなることもなく、外で波しぶきに当たりながら天候を心配しているうちに香深港に到着しました。

江戸屋山道で絶景の展望台を発見!

レンタカーを借りて(事務所の場所がわかり難くてかなり迷いました……)いざ出発。最初は北に向かって走り、昼食をとって島の南側を回るコースです。

小雨の中スコトン岬に向かう途中で「江戸屋山道入口」の道しるべを見つけました。たまたま助手席に座っていたので、道の脇の小さな木板が目に入ったんです。

スコトン岬へのドライブは江戸屋山道経由が必須! 入口がわかりずらいので注意しましょう。

「ここを上がってみよう」と運転していた奥様に声をかけて脇道を上がります。すると、突然目の前が開けて丘陵地帯の細い道に。

トド島展望台からの眺めは最高

雨交じりの日でしたが、宗谷丘陵を思わせる草原の絶景です。峠に差し掛かったところに展望台がありました。

島の北側スコトン岬やトド島も良く見える。西側に目を向ければ、絶景の海岸線。雨模様で視界は今一つですが綺麗です。

北の果てスコトン岬は風強し!

スコトン岬は風が強い

スコトン岬の強風には参りました。開けたはずの車のドアが風で閉まってしまうほどの強さ。駐車場から岬までは風と小さな雨にさらされながら歩きました。

スコトン岬は風が強いのでウィンドブレーカーなどを持っていくと良いですね。 

踏ん張っておかないと強風に押し戻されてしまいそうです。石段を下りて最北端の展望台まで歩くと日本海の広い海原と目前に浮かぶトド島がはっきり見えます。

宗谷岬よりも緯度は北に位置するのでここが本当の日本最北端です。

これが本当の美味しさか!今まで食べてウニって何だったんだろう

離島に来たら必ず食べましょう。

岬の売店兼レストラン「島の人」で遅めの昼食を。目当ては何といっても「ウニ」です。

テレビでも何度か紹介されていた利尻礼文のウニは、上質の昆布を食べて成長しているのでその甘さ、美味しさは別格とのこと。そこで、奮発して時価のウニ丼を注文しました。

しばらくすると、大盛りのウニがのったウニ丼と昆布巻き、お吸い物がお盆に乗ってテーブルに到着。獲れたてのウニの美味しさったら、とても文字ではあらわせません。

甘くて潮の香りをまとったウニは絶品です。今まで北海道でも数々のウニを食べてきましたが、あれはいったい何だったんだろう。

吸い物も昆布だしが効いていてこれがまた美味しい。昆布巻きのジューシーな食感と昆布のコクはそれだけでご飯がすすんでしまう美味さです。これなら5000円出しても損はない。

時価で高価でも「島の人」のウニ丼は食べるべし! 今まで味わったことがないウニの甘味。

お土産にお店独自で精製した昆布だし瓶を購入。これは絶対に美味しいでしょ!

雨には勝てない

食後に外に出ると、雨風が強くなってきました。体感気温も下がって震えるほど。

なんとかスカイ岬の下まではたどり着きましたが、雨風が強くなり何とか展望台までの坂道を上ったけれど視界不良で期待した風景とは出会えませんでした。

本当は島の南の方まで足を伸ばしたかったけれど、時間と雨風でやむなく断念(涙)。この次に来た時はゆっくり回って北のカナリア広場まで行ってみたい。

レンタカーを返してしばらく時間があったので、売店で今夜の酒のつまみを物色。タコのい干物などを購入して稚内まで向かうフェリーに乗りました。

予想通り帰りの航路は大しけで揺れること揺れること……。フェリーで奥様は爆睡。

夕食は名物のタコシャブをと考えていたのですが、予約しないとは入れないのと、閉店が早いのであきらめました。

稚内はお店が早い時間に閉まると覚悟しておきましょう。有名店なら予約は必須です。

なので、セイコーマートでおにぎりやカップ麺を買って部屋食。ホテルでゆっくりするのもまた良いものです。

サフィールホテル稚内
〒097-0023 北海道稚内市開運1丁目2番2号                         公式ページ https://www.surfeel-wakkanai.com/

島の人 礼文島本店                                      所在地: 〒097-1111 北海道礼文郡礼文町大字 船泊村字スコトン                営業時間: 8時00分~17時00分                                電話: 0163-87-2198 公式ページ https://shop.rebun.jp/

ハートランドフェリー                                       電話 0570-02-8010〈予約受付時間〉9:00~17:00                     公式ページ http://www.heartlandferry.jp/

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